蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

畑遊び

朝から友人宅を離れ、すぐそばの離れ、というか小屋へ。酒匂川沿いにあり、畑の脇にちょこんと立っているまさに小屋だ。もともと暮らしていたおばぁさんが越して後、空家になっていたのを譲ってもらったらしい。ぼろぼろだった室内を友人のお父さん(電気屋さん)がせっせと補修し、風通しの良い素敵な室内に仕上がっている。畑でいろいろと採取して、豚汁と炭焼きというほとんど夕食な朝食を摂る。朝から大変豪華。畑もそれなりの広さで、とうもろこし、モロッコインゲン、モロヘイヤ、ジャガイモ、サトイモ、なす、トマト、きゅうり、ピーマン、シシトウガラシ、ごぼう、にんじん、生姜、などなど、実に楽しい内容。次女が「こんな畑があったらなー」と思わずもらす素敵な畑なのだ。
僕たちの田んぼの畦がモグラに食い荒らされていて、それを補修しに一人田んぼへ。といってもその小屋から10分くらいだから、どうということはない。確かにモグラの穴がぼこぼこ空いているのでスコップでほっくりかえしてから固めつつ埋める。ついでに雑草もとって、昼まで作業。風がほとんどなく、立っているだけで汗が噴出す。しかも田んぼは土用干しで水がないので、よけいに暑い。土用干しといえば、田んぼは死の世界だ。それまで水の中で泳いでいた生き物が、干上がって全滅している。逃げ送れためだかや、もぐり損ねた鰌などがばたばたと...。田んぼの肥やしになっておくれ。
へろへろになって小屋に戻る。子供たちは酒匂川で水遊びをしていたので回収。酒匂川は鮎釣りが解禁になっており、そこここにおじぃたちが竿を振るっている。水もまだまだきれいだ。お昼にそうめんを頂いて、道路が混む前にと、別れを惜しんで出発する。しかしR134はすでに渋滞。海のシーズンが来たので、江ノ島の周辺が特にひどい。高齢化の進む暴走族を眺めつつ、2時間30分ばかりかけて帰宅。
夕飯は友人のところで頂いた野菜をてんぷらにして、ビールを飲みつつそうめんと食べる。子供を寝かせるつもりで、いっしょに爆睡。20時就寝。