蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

カミさん発熱

朝になって下の子の熱が下がったと思ったら、今度はカミさんが倒れた。
今日は子どもの学校の創設80周年記念学習発表会なるものが、市の一番大きなホールで開催された。もともとそのために休暇を出していたので、会社は休んだのだが、今週はこれで全休。きっともう会社に席はない。
午前に上の子の学年の発表、午後に下の子の学年の発表があるはずだったのだが、下の子は一昨日からの発熱(の影響)で今日は休み。とりあえず開会一番にある上の子の学年の発表を見に行く。発表自体は数十分に及ぶ堂々としたもので、学校で取り組んでいる「よっちょれ」「よさこい鳴子踊り」の歴史を哨戒紹介しながら実演する、というもの。祭りの風景を演じたり、テレビクルーが学校に取材にきたという演技があったり、中々に楽しい。舞台も舞台全体を大きく使ったもので、青い半被をまとっての最後の群舞も見事なものだった。
発表の終了後、中座して帰る帰り道からカミさんの様子がおかしい。朝からのどが痛いといっていたが、ぐったりして反応がない(って死体じゃないぞ!)。帰宅して計ってみたところ38度を超える熱。布団へ直行と相成った。
昼頃にカミさんの両親が到着、昼食をはさんで上の娘を迎えに再びホールへ。友だちとちょっとなにかあったらしく機嫌を損ねた娘を連れて戻る。機嫌が悪くても、静かに自分で消化しているから、偉いといえば偉いのだが、これがカミさんがいたらばまた反応が違うのだろう。やはり普段からべったりのカミさんのプライオリティは最高である。父親はその点他人度が高い。こういうとき、お父さんが働いてお母さんが家事、という世の中に強く疑問を感じるが、まぁ、仕方ないわな。自分もそれを選んでいるわけだから。
家に着いて、一休みして、カミさんを連れて医者へ。今日はガラガラ。すぐに通してもらえる。検査では出なかったが、明らかにインフルエンザということで、タミフルが処方される。こちらも完治の言質を取るために一応見てもらう。問題なし。旦那さん、あんな状態なのに奥さんとベロベロしたでしょう、悪いだんなだなぁ、と、ハイテンションな医者にからかわれる。いや、あの、犬じゃないんで。第一そんな体力も気力もありませんでした、ええ。へたれですみません。ていうか余計なお世話だよ! やっぱり何かキメているに違いない。カミさんの病人食(ゼリーとかアイスとか、いわゆる、モモカン的な、アレだ)と、お父さんの完治祝い飲料(ヱビスとか発泡酒とかチューハイとか言うアレだ)を購入して帰宅。結局明日からもカミさんの看病をすることにしたので、今週予定されていたすべての新年会を逃したことに。飲酒機会4回を逃した酒飲みの痛みといったらそれはもう(しかもうち3回はほぼ無銭飲酒が可能だったのだ、がーん)。数えてみると今週は病院に3回。下手するともう1回行っていたから、まったくもって病院の人であった。今年は元旦から医者に行っちゃったし、カミさんは実際昨日も件の診察で病院に行っているから、2006年はYear of Hospitalなのである。実に実に迷惑な年であるのだ。