蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

納車二日目

納車二日目にして農作業に。小田原方面に向かう車中、樹脂のこげる臭いがエンジンルームから。スズキに電話して聞いた見たところ、エキゾーストパイプに塗った錆止めが焦げる臭いらしい。大体1年くらいは時々感じることがあるはずとか。なるほど。新車ってそういうこともあるんだ。とりあえず慣らし運転は不要、といわれているが、1000キロくらいまでは回転を抑えて走るつもり。1ヵ月後にはオイルの交換も予定。こういう細かな楽しみが嬉しい。
エスクードはFRのRV、SWIFTはFFの小型車ということで、性格があまりに違う。走っていて、今までいかにエスクードに慣れていたかが分かる。ステアリングのクイックさや、コーナでのスピード、加速感、減速感、低ギアでのエンジンブレーキまで、あたりまえだが何から何まで違い、面白い。

  • 高速では道路の継ぎ目でのハーシュネスは結構敏感に拾う。足が弱冠硬めなのだと思う。このあたりは雑誌等のレビューどおり。
  • シートは硬め。というよりも、今までがやれ過ぎていたのか。もう少し座高が下がるといいのだが、乗用車ではこんなものか。
  • ゲート式のシフトが、かちんかちんと動いて楽しい。D>3速への切り替えは縦横方向でなく左右方向になっていて、これも実用性と操作の楽しさを両立させようとしたのだろう、気持ちよく動かすことができる。
  • 加速感はスムースで、エンジンががんばっている感じが薄い。坂道で1300ccの車だったことを思い出すくらい。プジョー205、エスクードと乗り継いだ後だから、いまの車の作りに感心する。機械感は随分薄れているなぁ。回ってますぅ、という感じはあまりしない。
  • ステアリングもクイックになっていて、車がすっと動くから、なんとなくエスクードのまったり感を引きずっている今はまだ違和感が。これから慣れてくるのだろう。コーナリング中は逆に、FRからFFになった挙動の違いをそれなりに感じる。前よりも回ることは回るのだが、インにぐいぐいと進む感じとはちょっと違う。うまく表現できないけど。一応の慣らし期間を過ぎたら、箱根など走ってみたい。
  • 嬉しかったのはブレーキ。踏みはじめから制動に余裕があって、がっちりかっくんと効くのではなくて、ぎゅぅうっと効くタイプ。好みの問題だろうけど、こういうタイプに慣れているので安心してコントロールできる。
  • 他、各操作系は自然。オーディオでCDをかけることができるのが素敵。既に20枚程度のディスクを焼いて用意してある。むふふ。

とインプレを書きつつ車で林道も少し走った。今日の籾摺りは山の中の養鶏場に機械があって、最後は一般道から舗装した林道に入る。そこからスプーンカーブというかコーナを登りながら曲がって着くのだが、最後のそのカーブで右フロントのホイールハウス後方を擦ってしまった。4人乗車、しかも米を200キロ以上乗せていれば、もともと車高の高い車ではないのでかなりフロアが下がっている。ボディに樹脂のパーツを止めているグロメットが取れてしまいあせるが、はめてみたら止まったのでほっとする。しかし、後で見たら、ホイールキャップにまで傷が。しくしく。納車二日目にして米は満載させられるは、フロアは擦られるは、車もあせったことだろう。すまん、そういう使い方が多いのよ、でも。


帰り道にて降雨。おかげでワイパも試すことが出来た。新車の臭いと、多分視点が低く遠くが見えないことだろうと思うが、下の娘が軽く酔っていた。ディズニーのCDをかけ、回避。気持ちって大切。CDつんどいて良かった。
茅ヶ崎にて2度目の給油。セルフにて。給油口も特に狭いとかなく扱いに困難なし。
ここまでで約150キロ走った。また週末に距離を伸ばしたい。