蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

準惑星

いろいろと気になって面白く見ていた冥王星の位置づけだが、準惑星ということで落ち着いたらしい。昨年だったか、NHKで放映されたBBSの科学番組にて詳しくあつかっていたが、いかに「惑星」の定義が曖昧であったか、興味深い。これだけ発達した学問であるのに、基本的な定義がなされていないというのは、なにか却って天文学の懐の深さ、というか、おおらかさを見せられた思い。しかし、冥王星あたりって、実際に行けたら冥くて寂しいんでしょうねぇ。行ってみたいような、行きたくないような。

昨夏、国際天文学連合(IAU)の決定で惑星から除外された冥王星は、「準惑星」と分類されることになった。IAUが作った新分類「ドワーフプラネット(dwarf planet)」の和名を検討してきた日本学術会議小委員会が21日、準惑星とする報告書をまとめた。海王星の軌道より外に多数見つかってきた、冥王星を含む小天体を「太陽系外縁天体」と呼ぶことも決めた。