蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

オートバイ・ライフ(斎藤純/新潮新書)

★★★
小説家によるメンタルな、そして思索としてのオートバイライフについての考察。実用的な用途を目的にするとあてが外れるが、バイクに乗るという「こと」について興味があれば面白く読めるはずだ。啓蒙書ではないが、思索の本ではあるので、そういうのが鼻に付く人には向かない。片岡義男好きにはいいかもしれない。
しかし、バイク関連の書籍は、なぜにこう実用か哲学かにふれるのか。それとも気のせいか?

オートバイ・ライフ (文春新書 (048))

オートバイ・ライフ (文春新書 (048))