★★半
今月は完全に古野まほろに喰われているなぁ。病院坂黒猫、通称くろね子さんが再登場したのは嬉しいが、それ以外は説得力なし。なにかキャラクタの造形実験、いや、下書きをしたみたいな作品で、中途半端。それなりに面白くは読んだけど、それ以上のものがなかった。どうもだんだんと、なにかこう自家撞着というか、定型化してきたかのような内容が寂しい。西尾維新、もっと面白いはずなんだよお。もっとクールにホットな西尾作品が読みたい。読みたいんだ!
- 作者: 西尾維新,TAGRO
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: 新書
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