蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

空の境界 第3章 痛覚残留

朝、7時43分の湘南ライナーに乗るつもりで目覚しをかけたのだが、目覚しが鳴っても起きられず、出発の15分前にようやく起き出す始末。慌てて洗顔して、目についたシャツを来て家を飛び出した。ぎりぎりで件の電車に乗ることができ、新宿着8時45分。トイレに入りたくなって、フレッシュネスバーガーにとびこむ。ついでに朝食にホットドッグを買ってテアトル新宿へ。既に長蛇の列で、先に着いていたマイキーとH先生に声をかけて最後尾に並ぶ。
20分くらいして館内へ。マイキーが先に席をとっていてくれたので助かった。会社のことを話ながら開演を待つ。長い。
さて、「痛覚残留」だが、そりゃないだろうというポーズというかコマ割が多少目に着いたけど(鮮花と会っているときの式の振舞など)、全体に限られた時間の中でなかなかうまくまとめてあった。ただ、今回は前2作ほど血の描写が美しくない(そこか!)。小説では場所が特定されていないので、橋の規模や形を想像しきれていなかったのだが、映画では東京が舞台になっていて、橋はずばりレインボーブリッジ。これを曲げるのだからすごい。浅神の力おそるべし!
「痛覚残留」は「空の境界」7話の中でも一番痛い内容(レイプ、暴力、薬、そして殺害方法が身体を捻り切るものというあまりに単純かつえげつない内容)であるだけに、どのように映像化するのか正直不安だったんだけど、結構ストレートに描写していて驚いた。レイプシーンとか音声だけにするかと思っていたんだけど、やりやがった。さすがにバットで殴り付けるシーンは外していてほっとした。あまりに痛すぎるからなぁ。
映画館には20歳前後のオタクたちが集い、それはそれはナニと言うか、アレな空気でしたよ。でも最近の若者は服装がよくなったよな。みんなこじゃれてるぜ。段々と自分の歳が気になり始めた35歳の僕なのだった。