蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

Linux World

数年ぶりにLinux Worldへ行ってきた。最後に行ったのは3年前だろうか? ここ数年、完全に企業主体になってしまったこともあり、すっかり足が遠のいていたのだが、今回はSNSメタバース関係の催しも併設されていることもあって、現状視察に行くことにした。特にメタバースについては、会議で社長からどんなもんだ? という話もあったので、最近はどんなことになっているのか興味があった。実際、東大で行われたメタバース絡みのシンポジウムにも参加していたので、まぁ、周辺的な立場でしかないが、なんとはなしの興味を持ち続けている。
会社の方は昨日でなんとか請求関係も(ほぼ)落ち着いたので、昼から出かけさせてもらった。マイキには相変わらず迷惑をかけ(ていないといいのだが、多分なにかしらかけ)て申し訳ない。神保町周辺のついったったーとカレーを食べよう、といっていたので、ペルソナでカレーを食べて、その足でビッグサイトへ向かった。
しかしビッグサイトへ行く度に思うことであるが、なんで距離的には近いのに、こんなに到達に時間を食うのだろうか。僕のオフィスから地図上ではほんの少しの距離でしかないのに、1時間もかかるのは、販反則だと思う。ようやくのことで会場にたどり着いたころにはすでに疲れているという、何だこのコンディションは。最近オヂ度がぐっと上がってきているので、正直辛い。
Linux Worldとその他にログイン(登録)して、まずはLinux側から。やはり今回もIBMをはじめとする大手企業が大手をふるっている。正直僕には分からないレベルの展示が多く、気になるものは覗いて話も聴いてみたりするが、これが殆ど引っかからない。ネットで噂の野村総研謹製のオープンソース焼そばを倍率厳しいルーレットにて引き当てる(残念賞とも言うが)。これが欲しかったんだよね。それからIBM内ノベルのブースでSUSEエンタプライズのディスクを頂く。これはいずれインストールして使ってみたい。
他に気になったのはオライリーとIDGジャパンの書籍販売。これは10%オフになるので大変にお得。しかもオライリーのブースでは4000円以上お買い上げの方にマグカッププレゼントまで。正規表現の本を買おうか最後まで迷いつつ、買わなかった。やっぱり出費が痛いよな。
結局一番楽しかったのは一番角に入っていた.orgパビリオン。プライベーターやOSS関係のブース(といっても机一つでコミケのブースより狭い)が並んでいて、活気があった。やっぱりね、これよ。お祭りであることを感じるのはこういうユーザレベルに近い団体で、好感を持ってしまう。
いったんSNSメタバースのサイトを見に行くが、これがぜんぜんつまらなくてがっかり。ソフト主体の展示だからかなぁ。リアルメタバース空間とか用意されていれば楽しかったのに。
SNSも、企業内利用を訴えている割にはなにかプレゼンの仕方が下手で、どうかと思う。つまらない。大体250名を切る弊社でSNSはあまり役に立たない気がするな。Wikiで十分。
帰り際にGeekLogのセミナ(というかプレゼン)に出くわして、参加。睡魔に襲われ発表者の方には申し訳なかったが、なかなかに面白く、使ってみようかなと思ってしまったので、先方の目的は達成されたと思われる。さらに続いてOSS系のCMS開発者のセッションが開かれたので、これを聞いてお開きに。このセッションはなかなかに面白かった。XOOPSがいい感じに走っていて笑える(信じられないことに開発、ユーザ、エヴァンジェリストがばらばらで勝手にやっている)。
結局最後まで付き合って、閉館と共に帰ってきた。寒かったので、ゆりかもめを利用。灰色の風景もいいな。