蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

隠居生活

着々と予定をこなし僕の「夜の席」的な隠居生活が近づいてきている。

思えばこれは2007年、Twitterにアカウントを作った時に始まったのだ。そしてその年は仕事の地元での青年会活動にて役員に選出された年でもあった。

SNSが花開き見知らぬ人と繋がって交遊がぐっと増える一方、印刷という狭い業界のさらに片隅で深くややこしい村のお付き合いに身を浸し、ズブズブと楽しくも酒忙しいそれは今の生活の端緒であったのだ。
外のSNS内の青年会である。

2年前の9月、青年会の幹事長を任期満了で退任、会単体での役割で言えば役満って所で整理を始め、それにしては充実した酒ライフとともにここまで引っ張ってしまったが、当時次々期役員と定めていた者が9月から役職に就くことも決まり、いよいよ本格的に隠居できるつもりだ。

その他の席は最近地味に減っているのでこれは淡々とやれば良い。燃え盛る台所を治めつつ平常運転に入りたい。
しかし面白いことに、この期間というのはいかなる偶然か世にSNSが生まれ花開きそして窄み落ち着くその過程に実にシンクロして等しい。

我ながら、開くこと繋がることに注力した第二の青春的な時期であり、馬鹿騒ぎの8年だった。楽しかったがいつまでも続けるものじゃあない。

もう拡散はいいだろう。深化の時がやってくるのだと思いたい。