★★★
先日の健康診断の結果、ついに血糖値がE判定、要治療となってしまった。もともと父の家系が糖尿病の気のあるもので、僕も入社以来ずっと健康診断では血糖値で引っ掛かり再検査を受けてきた。この間だいたい124ミリグラムくらいの値で、一度だけ134という数字を出したが、翌年はまた元に戻っていた。それが急に142と約20ミリグラムも上がってしまったのだ。次の日曜日に病院に行くことにはしたが、それまでに何か始めたいと、自分なりのラインを引いた。
- 接待以外では酒を控える
- 自宅では原則飲まない
- 菓子類は自分では購入しない。原則食べない
- 食事の量を減らす
- 油もの、脂肪の多いものはなるべく摂らない
- 駅から自宅まで帰り道は歩く
- 残業を減らし早く眠るよう心掛ける
うーん、自分で書いていてかなり苦しいが、何とかしたいのでやるしかない。仕事辞めて田舎にでも行きたい感じだが、そんなに余裕ないしな。
さて、そこで記念すべき第一冊目の糖尿本が本書。糖尿病にかかった癌の専門医が、薬を使わずに治療することを決意。病を克服(緩和)した体験を元に糖尿病の治療について解説する。
著者は一言に糖尿病と言っても、高血糖の状態で合併症を起こしていない状態と、高血糖で合併症を起こしている状態に分けられることを指摘、前者は食事と運動の管理をすることでコントロール出来るとする。完治は難しくても、血糖値を下げて普通に生活することはできそうだ。
糖尿病の治療薬はどれもかなり副作用が大きく、安易に処方することへ疑問も投げ掛けている。確かにどの薬も一長一短で、よほどの症状がなければむしろ取るべきでないと感じる。
最終的に著者は西式の健康法にたどり着くのだが、これが僕の子供がかかっている医者が推奨しているもので、結局、この医者に相談してみることにした。次の日曜日に受診予定。さてさて、どうなりますやら。
ところで、父のところに行ったら、いきなり寿司を出されて困った。どれもカロリー高そうでさぁ。
- 作者: 渡辺昌
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/09
- メディア: 新書
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