蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

風の海 迷宮の岸(小野不由美/講談社文庫)

★★★★
既読だが本棚に見当たらず、金曜日に購入。そうだったそうだった、シリーズ中最も不遇な麒麟泰麒(たいき)が、王を選ぶまでの話。泰麒かわいいんだ。しかもこの後、泰麒はさんざんな目に遭うわけで、作者が恨めしいくらい。未だ彼がどうなるかは書かれていないわけで、物凄く気になるところなのだが、彼が仕合せになることを願って止まない。というシリーズの長い長い道のりの最初の巻。文句無しに四つ星。

風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)

風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)