蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

酔いどれ犬

買ったばかりのスラックスに青汁をこぼした朝。玄米はイヤーとか言う娘を叱りながらご飯をよそおうとすると既にほとんど残っておらず。文句言うなら父さんによこしなさいとか思いながらちょい食。ほんとチョイだったんだから。時間がないので急いで食べてから、昨日東京ミッドタウンでこっそり買ってきた某おされなカフェの
ドーナツを一口。一面にメープルシロップがかかった垂唾の逸品である。メープルシロップは許されているのでまあ一口ならお釈迦様でもおみすごしくださるだろうってぇ寸法。う、うまい。
昨夜からの耳痛は若干和らいだがまだ怪しい。唾を飲み込むと痛いというのはやはり何か炎症を起こしているのだろう。また頭痛や吐き気が起こるのは辛いので午後は医者に行くことに決める。そのあと糖尿のほうの問診があるので忙しい。肉体的な厄年に入っているような気がしてならない。
ところで。家を出て早々に千鳥足で歩くコリーを見た。うつむき加減に繰り出す前肢の位置がどうにもおかしい。左右の前肢を交差させ、まるで阿波踊りのようなステップで歩いている。そうしてみると犬の目線も自分の脚を見つめているような。近くを通ったら喜んで跳びかかろうとして来ましたが、ひょっとして酔っているのでは
と勘ぐってしまった。年寄りだったのかな。