蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

東京モーターショー

診察が非常に中途半端な時間で終わったので、少し悩んだ後、東京モーターショーに行くことにした。ずっと気になっていたが、家族連れだと家族が退屈するだろうと半ばあきらめていたのだ。逗子の駅のそばでいなり寿司の詰め合わせを買って横須賀線にて昼食。東京で乗り換えて海浜幕張まで。やっぱり幕張は遠い。JRで委託販売しているチケットを買って会場へ。平日なのに、結構な入りだ。圧倒的に男性が多いが、カップルや親子連れもちらほらいる。今回はモーターサイクルが目的なので、北館だけしか見ていないが、引退しているだろう父親ときている息子、という風景もあって、なんとなくほほえましい。やっぱりバイクってそういうところがあるのかな、と思った。およそ3時間じっくりと各ブースを見て、体験車と銘打たれた車体に次々とまたがって一人喜ぶ。友人たちと連れ立ってきている周りの人たちは、車体にまたがっては写真を撮ってもらったりしているのだが、なるほど、こういうときは一人は少し寂しい。でも、その分、好き放題あちこちへ行き、またがりまくってきた。
印象に残ったのはモタードモデル。ホンダのXR400 MOTARDとDucatiのHypermotardにまたがって見たが、楽しい! XRは足つきが非常によく、いかにも乗りやすそうな印象。起きた姿勢も楽だし、視野が広い。ステップにも自然に足が乗る。Hypermotardはオフ>モタードというよりも専用の設計になっていて、OnとOffのいいとこ取りで設計しました! という感じ。そもそもXRとは排気量からして全然違うわけだけど、タンクはでかいし、スタイルはアグレッシブだし、エンジンは伝統のL型だし、もう、とにかく素敵でした。説明放棄だな。とにかく、いいのよ。もちろんお値段も。できればカワサキのD-Trackerにまたがって見たかったのだけど、カワサキブースではモタードの試乗はなかったので、これは果たせませんでした。残念。
しかしとにかく、Ducatiは別格。なにか高級バイクなので、乗ってる人の中にはそれを鼻にかけた嫌味氏もあるという話を聴いていますが、バイクに罪はない。やっぱりあの赤は素敵です。背骨にくるね。今回ほかによかったのはカワサキのZ1000(JyaJyaで狸顔とされていたやつ)、スズキのGSR-400。どちらも写真よりも実機の方がよかったですね。足つきせいもいいし、楽しそうです。そしてヤマハのSAKURA。これは試作車というか参考出品されたプロトタイプだけど、SR、SRX、ルネッサなどの流れを汲むデザインのV型2気筒エンジンを積む貴婦人。素晴らしいデザインでした。とにかく美しい。デザインではヤマハは群を抜いて素晴らしいね。あれでヘッドランプがもう少し小さければ...。
以上、2輪にほぼ全ての時間を割き、車はVOLVOのトラックのエンジンを見て満足して帰ってきました。楽しかったな。なにか、検査好結果へのいいご褒美になった一日でした。
バックで仕事をサポートしてくれたマイキに感謝です。