蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

アキハバラトゥーサーズ、5号目の新刊をコミックマーケット93で頒布します

アキハバラトゥーサーズ、5号目の新刊をコミックマーケット93で頒布します

tumblrで運営しているアキハバラのスナップショットサイト、AKIBA two thirdsのオフライン雑誌「akihabara 2/3」の第5号をコミックマーケットC93で頒布出来ることになりました。

今回の見所はRGB演色が得意なデジタル印刷機によるばっちばちにハイコントラストな紙面。これまでのローファイ路線から180度転換しております。

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akihabara 2/3 Vol.5 表紙

サークル参加は3日目の2017年12月31日(日)東京ビッグサイト東館「ト」06a。サークル「アキハバラ2/3」で頒布します。評論の島になりますが、アキバ関係の出展が多くありますので、アキバ好きなみなさま、是非足をお運びください。

サークル「workshop」さん「東京でいろいろな写真展を観たい人へのガイドブック」委託頒布もありますよ

なお、当日はサークル「workshop」さんの夏の新刊、「東京でいろいろな写真展を観たい人へのガイドブック」を委託頒布いたします。年に400からの写真展を見に行かれる著者さん渾身の、非常に実用性の高い1冊です。夏に買い逃がされた方は是非この機会に手に入れて下さい。

akihabara 2/3ってどんな本?

AKIBA two thirdsは、秋葉原に年の3分の2は通っていた頃、行くたびにスマートフォンで撮影していたスナップを投稿するサイトとして2015年の夏にスタートさせました。時代の波とともに目まぐるしく変わっていく秋葉原の姿をいちアキバ通いの目線からアーカイブしようというものです。

三月兎の洞窟のような店舗がなくなっていたり、某ホテルがジャンク通りに登場したり、最近ではベンガルがいったん閉じてしまったり、街は変わり続けています。その時は、ああ変わったなとさらっと思っていても、それから数ヶ月、数年経つと記憶から消えていくような変化については、案外記録が残らないものです。

スナップの強さはそのような時代の光景を生々しく残していくことだと思っており、WEB版だけでなく紙でも作ってみようとはじめたのが「akihabara 2/3」でした。普段ディスプレイで紙以上の情報量を持つ画像を観ているので、紙版は思い切りローファイでいこうと、写真には向かないブラザーのインクジェットプリンター無印良品の落書き帳をばらした紙に刷り、手製本で4号までを作成しました。

Made in AkihabaraにしてRGBばっちばちな再現

今回の5号は、アキバの印刷屋である今井印刷さんにコニカミノルタデジタル印刷機が入ったことをきっかけに、RGB演色の非常に巧みなその性能を試してみようじゃないのと、ばりばり彩度を高めた原稿をこさえて初の外注となりました。思っていた以上に鮮やかでデーハーで今風なアキバっぽい仕上がりとなりましたので、是非当日ブースで確かめてみて下さい。