蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

AFTER HOURS Tribute Set.

AFTER HOURS Tribute Set.

大好きなDJにしてトラックメイカーのB.Toriyamaさんが、百合+DJカルチャーを描いたコミック『AFTER HOURS』の完結を記念してDJセットを公開しています。これ、本当にいいのでぜひ聴いてほしい。

www.mixcloud.com

そしてその『AFTER HOURS』の最終巻はいま各書店さんで絶賛平台展開中(のところもある)。絵のセンスの良さ、クラブ界隈あるある話、三十路女の可愛さ、イベント明けの朝の、最高の風景などが詰まった傑作なのでこれも是非買って読むと良いと思います。

イベント打つ側からすると、ストンと共感できてグッとくる場面も多くて、第1集で取り上げられたイベントが崩壊する話とかもうほんとえっとどうしようってくらい分かるわぁ…。お金大事。

それで、明日は渋谷のWhite Space Labで16時から22時まで、AFTER HOURS完結を祝う非公式イベント「With you / With me」が開かれるので、クラブ・ミュージック好きな人は行きましょう。僕は…行けるかかなり怪しいけれど、チャンスあれば向かいたい。もう結構長いこと本気の低音を浴びていないので禁断症状が。耳じゃないのよね、身体で感じるものだから、現場にいかないと本当の満足は出来ないのです。

あとついでに、明日の深夜はアキバmograで突発お雑煮パーティーもあるみたいなので、はしごするといいよね。真冬のアキバの朝もまたいいんだ。澄んでいて、濁った意識をしゃっきりさせてくれます(一瞬だけど)。ああ、オールも厳しい年頃になってしまったなぁ。

club-mogra.jp

体力つけたい。今年のテーマのひとつだな。

ドラム缶

ドラム缶

池袋でとあるイベントの説明会に行き、そのままお客様と「ドラム缶」という立ち飲み屋に行きました。文字通り、店内にはドラム缶が立ち並んでいて、それが机代わりになっています。お店の方はどうやらご夫婦らしいネパール人の男女で、アチャールがあったり(美味)、カレーがあったり、面白い店でした。ホッピーのナカが100円という、リアルせんべろです。なおお店はドラム缶銀座本店の関係だそうです。暖簾分けなのか、分店なのかは不明。せんべろ好きな方は、是非行けばいいと思う。

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メニューの脇のコメントが頭おかしい(褒)

1000bero.net

ホロス2050未来会議

飲んでから出恐縮だったのですが、友人が誘ってくれたセミナー、「ホロス2050未来会議」に参加させてもらいました。テーマはRemixing。studio-L代表のコミュニティデザイナー、山崎亮さんの話がめっちゃ面白かったのでホクホクです。「デザイナーとして頑張れば頑張るほどユーザがお客さんになっていってクレームが増える、それで、ユーザの皆さんに自分でやってもらう、そのための手伝いをするようになった」というような話からスタートして、根室のお寺さんんの話とか(根室ジーンプロジェクト)。親父ころがしの話とか。

ところで斜め前になんだか知り合いに似た方がいらっしゃるなぁと思っていたら、やっぱり知り合いだったみたい(Facebookであとから確認)。

終了後秋葉原へ下り、野郎ラーメンに寄って帰宅。そういえば昼飯もラーメンだった。

HDRとか

Blog超音速備忘録でおなじみのkala-pattarさん推薦のSONY RX100(素)を普段持ち歩いていて、最近時々HDRしてみています。写真は暗部で作るもの、という考えで来たけれど、HDR使うと暗部も中間に近い表現になったりしてなんじゃこりゃとか思っていたのですが、慣れてきたら結構面白い。AUTOでかけてみてますが、強さを選べるので、そのうちいろいろ試してみたい(が面倒)。

神田明神はまだ初詣の勢いが残っていて、相変わらず地元秋葉原のアニメ文化推しで面白い。写真はラブライブでもおなじみの男坂。ついでに旧コンカンの前の道路で工事をやっていたので記録に。覗き込むと地面に大穴が開いていてかなり面白い感じのようでしたが、覗き込める高さを確保できず、気配だけ味わってきました。近くのメイド喫茶にでも入れば良かったのかもしれません。

Kanda Myojin Shrine, Akihabara, Tokyo

Akihabara, Tokyo

よく食べたいちにちでした。

飛びこめ!!沼 03

秋葉原には数件薄い本を扱う店があり、僕はCOMIC ZINが好きなのだけれども、コミケで買い逃した大手さんの本などはだいたいこうした店で手に入れられたりします。

今回、変態本(褒めています)「飛びこめ!!沼」の3冊めをようやく手に入れました。

カメラ関係、写真関係の同人誌はそこそこあるけれど、安倍吉俊さんの本はSIGMA QuattroなどFOVEONセンサに特化したコメディで異色。テンションは高いけれど何処かオフビートな笑いでカメラ好きのツボを的確に突いてくる鉄板の一冊でふ。

相変わらず文字組はめちゃくちゃでしたが…

内容としてはいつものようにテンション高くドリフト気味。

カメラ好きならばまず楽しめますので、買ってみるといいと思います。

僕らは裸足で笑っちゃおう

Facebookに流れてきたニュースフィードで、冬休みに裸足にサンダルをつっかけて帰宅した息子さんの話があって。

思い出した。

夢かもしれない
でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない

夢かもしれない
でも一人じゃない
(僕らは裸足で笑っちゃう)
(ああ笑っちゃう)
(僕らは裸足で笑っちゃう)
(ああ笑っちゃう)
(僕らは裸足で笑っちゃう)
―― イマジン/忌野清志郎

本当は「僕らは薄着で笑っちゃう」なのだけれども、中学の時の音楽祭で学校の寮生たちは「僕らは裸足で笑っちゃう」(笑っちゃおう、だったか?)と歌っていたのだった。

強烈に最高に素敵なフレーズで、今でもよく思い出す。

そういえば、中学の頃の一時期、学校では裸足で過ごしていたこともあった。登校すると、裸足になってそのまま。先輩から、この辺は怪我からえらいことになる病気もあるから裸足はやめておけ、とサジェストももらったなぁ。あの頃は、いまで言うギョサン(便所サンダル)で一日過ごしていたのだった。この歌を聞いたからか、別の理由があったかは忘れたけれど、なんとなく裸足だった。

45歳を過ぎておっさんになって、あの頃よりも冷え性になって、いまでは靴下が欠かせない。それも、ちゃんとくるぶし以上あるヤツ。それでも、ココロのどこかに裸足で笑っちゃう自分を大切に抱えていたい。

生き物

mograというアキバのクラブに生息し始めてそれなりになるのだけど、外国から来た男の子たち(18〜30歳)のコロニーというか塊感に誰か名前をつけて下さい。

Dropbox Plus

松の制空権を突破致しました。本日より松の外であります。もういくつ寝るとお正月が来るんだろう。きっとどこかに、もういくつ寝ればいいかカウントしてくれるWEBサービスがあると思いますが、検索も面倒なので次の曲貼っておきます。皆さまお元気でしょうか?

https://soundcloud.com/therhythmrights/the-anthemfuxk-year-mixsoundcloud.com

5日に初出勤してそのままぐるぐるお客様を回って新年会して帰宅困難者になりフジヤカメラの空いていない中野で始発を待つという拷問をくぐり抜けての3連休、本日は雨が降るとのことで家でtwitterのフォロー管理などしておりました。もう数年活動していないようなアカウントを片っ端から切りまくり。また合う日もあるでしょう。どうかお元気で。

FUJIFILM デジタルカメラ X70 ブラック X70-B

FUJIFILM デジタルカメラ X70 ブラック X70-B

フジヤカメラさんにうっかりあったりするとまずい奴

天気予報通りに雨も降ったよね。時々激しく降るのでなかなかよい感じです。お湿り大切。もう乾いちゃって大変でした。主に喉とか。退屈している息子氏がペーパークラフト作りたいというので、また適当に検索して電車4両を出力。いつも僕が作ることになるので、今日は長男氏が作ろうよと言い含め、任せておくとハサミ使いがまた上達しており感心しました。難易度の高い部分は手伝いましたが、うむ、いい感じ。

乗り物系のペーパークラフトは特に、作られた方の思い入れが深く見える、というかこだわっちゃって難しくなる傾向が見えて、もっと小さな子供にも手を出しやすいのを作ろうよ! と思うことしきりですが、そういう手加減がいけないのかもしれないな。いや、模型のエッセンスを凝縮することは、たとえ小さな子供向けでも出来るのではないかな。とか、フリーライドして図々しいことを言う奴。すみません。

昼食は、昨日から用意しておいたスパゲティ・カルボナーラ。まぁ用意も何もちょう簡単なのでえばることではない。写真を撮っておこうとシャッターを切ったものの、早く食べないと! と焦ってぶれておりました。これだから食いしん坊は…(しかし、レストランなどでは正しい態度であろう)。

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ブレブレであった。もう少し絞り込んだのもあるのだけどもっとブレていました

クラウドストレージ

しばらく悩んでいたクラウドストレージの選択ですが、結局Dropboxをメインにすることに。Proを契約するほどでもないので、Plusにしました。月払い。Googleドライブには必要最低限なものを残して残りをDLして、Dropboxフォルダへ。Dropbox Plusを選んだのは、最終的にはずっと使ってきたなかでのなんとなくの使いやすさ・親しみやすさ、でした。

過去データぶっ飛んだとか、サービスが不安定とかDropboxへの不安を口にされる方は多く、そこは気になっているのだけど、Google先生の方が安定していると見せかけてやらかすときはぶっ飛んでいるというのが僕の印象です。あくまでもどこまでも印象論ですが、まぁ、しばらく様子見ようじゃないの…。

以前Synologyを導入したとき、アップロードの帯域制限かけなかったら自宅回線のアップロード幅全部使ってガンガンアップしてくれて大変に頼もしかったのですが、数日後にプロバイダーからおまえ帯域使いすぎたから制限するねってお知らせがきた反省もあって、今回はちょっと帯域制限かけてみました。すべてのアップロードには数日かかる見込みなので、しばらくは我慢です。

読書『アリスマ王の愛した魔物』

新年の課題図書は3冊ありまして、『天帝のみはるかす桜火』(古野まほろ/講談社ノベルス)、『アリスマ王の愛した魔物』(小川一水/ハヤカワ文庫JA)、『オーリエラントの魔道師たち』(乾石智子/創元推理文庫)を積んで楽しんでいました。

久々に講談社ノベルスで登場した天帝シリーズ新刊にびっくりしてそこから読み始め(いわゆる「新約」でやっぱり違和感あるが面白い)、ようやく5日に『アリスマ王の愛した魔物』を読み始めました。ってもう業務始まってるじゃん。短編集なのですが、冒頭の「ろーどそうるず」がいいのですよ、ほんと…という話を6日にも書いていた(汗)。

現在「ゴールデンブレッド」を読んでいるところで、西海岸のパツキン女子が小惑星帯で純和風の暮らしをしていて、山人(やまと)を名乗る主人公は現代日本人の生活を推し進めた和から離れた生活文化を持つというそういう逆転の設定が笑えます。というかそういう設定で「あたりまえ」を問うってのは小川一水の得意技でした。今夜あたり読み終えられるかな。

ブクログで読書管理してますが、ブログパーツありましたね。しばらくブログ書いてなかったのでググってしまった。貼っときます。

お仕事

5日に終わらかなかった仕事を持ち帰っていました。夕食後息子氏がかみさんの方へ行ったのでそそくさとお仕事開始。2時間もかからんだろうと思いながら、4時間弱かかってしまって、つくづく向いていない作業であったとため息。一応形にはしましたが、疲れてからやるもんじゃないよね。全国のとうちゃんかあちゃん、頑張ろう。というか、頑張ると失敗するので、そもそも頑張りたくないんだけどな。

愚痴で終わるとなんなので、1枚写真を貼ろう。ばーん!

Akihabara, Tokyo. Gochumon ha Usagi desuka?

大掃除

朝食を終えて、洗濯物を干していたら奥様が。みてみて、買っちゃった!、と網戸を洗うミトンと、サッシのレールを掃除するスポンジを。いつまでもやる気が起きないので、これで今日は掃除する、ということで始めたんです、大掃除の残り(といっても窓掃除とトイレの床周り、などで)。僕は年末に自分担当の大物は終えていたのでのんびり出来るはずだったのですが、回りで掃除始められるとね、やらないわけにもいかないじゃないですか、気持ち的に。

ということで、InterFMでLazy Sunday聴きながら大物の窓ガラスを吹き、網戸を掃除して、さっぱりしました。きれいな窓はいいよね。昼過ぎにはBob Dylanが流れたりして、この番組は懐メロ多めなのだけど、もうおっさんだからそれがいいのだ。昼ごはんには先日義理の母から頂戴した勝浦タンタンメンをアレンジして作りました。

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勝浦タンタンメンって、担々麺を食べた人が伝言ゲームを延々とやって、ついに、ラーメンにひき肉が乗っていて、ラー油が山ほどかかっていて辛い、というところまで簡素化されたものを再実装した食べ物のように思えました。濃口の醤油ラーメン出す店で、ラー油死ぬほどかけたらこれになるよね、多分。

その後、奥様リクエストの年賀状を作成して、遅めの時間に次女氏と夕飯の買い物に。今日も鎌倉宮河津桜は写真撮る人に人気。花が小ぶりなので、梅だよね? という声もちらほら聞こえました。こいつ年末から咲いてますから。季節感無いったらない。町中は昨日よりも人手が多く、鶴岡八幡宮小町通りを中心に混んでいました。お正月、初詣ももうおしまいですね。それで混んでいたのだろうか。

Cherry Blossom, Nikaido, Kamakura

New Year Decoration, Kamakura

夕飯は長男氏のリクエストでピザ。年明け用に買っておいて飲まなかったカヴァを開けつつ、焼きまくりました。カヴァ安くて美味しい。いやはや痩せないなぁ。

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初詣

初詣

僕はカトリックですが、息子氏が階段を登りたい!というので鶴岡八幡宮の階段を登ってきました。神社の入場規制はもう解けましたが、本殿の参拝についてはまだ一定数ごとに待機させるスタイルで、階段での転落等事故を防ぐ対処が続いています。立ち止まったり、振り向くと警備員さんに叱られるんですよね。そこまでしなくていいんじゃないのかな…。

Pigeon and Seaguls, Hachimangu, Kamakura

納言

夏と冬の儀式というか行事があり、それは納言で夏はかき氷、冬はおしるこを子らに食べさせることなのですが、今年は息子氏からソフトクリームが食べたいとの申し入れがあり、本日のおやつはソフトクリームになりました。納言、随分並んでいたのでよかったかも。あとかみさんが小豆を煮てくれていたので、帰宅後に焼いた餅をいれて頂きました。美味♫

ところで食べ物絡みですが、どこどこの部族が年にいちど豚を屠って食べて消化酵素が少ないので何人かそれで死ぬとか、メキシコの村祭でハラペーニョの食べ比べやって死んだ話とか、その手の話って結構あると思いますが、餅ってまさにそれだよね、と先日ようやく気が付きました。海外から見ればあれは理不尽な食べ物であろうよ。

読書『アリスマ王の愛した魔物』

昨日から正月の課題図書、小川一水の『アリスマ王の愛した魔物』(ハヤカワ文庫JA)を読み始めました。冒頭の「ろーどそうるず」にさっそく泣かされました。大当たりです。バイク乗りに全力で勧めたい。

写真

写真が趣味です。小学校6年の頃からだから、もうかれこれ30年以上になりますか。今よりも若干システム的にプリミティブだったあの頃、自分は良く物を落とすので、AEというか電子部品が信用ならず、ある時点からカメラはずっとメカニカルなものを選んでいました。お陰様で露出にかかる操作については随分と慣れたものです。AFも嫌いでしたが、ここ数年、AFの方がヒトの一般的な能力を上回っているように感じて、あまりこだわらずAFも使うようになりました。

年末、休みに入った日は昼まで死んでいて、その後大船に髪を刈りに行った後に長い散歩をする事になったのですが、その写真が今日出てきました。カメラからPCに移すのを忘れていたのですね。

Camellia, Kamakura

Pacific Drive In, Sichirigahama, Kamakura

深沢から鎌倉山を越えて七里ガ浜へ下り、浜伝いに鎌倉まで歩きました。いい天気で、これはなかなか良かったのですよ。目的のない散歩はいいものです。いくらでも歩けます。

AE / AFの話をした後ですが、上の写真はFUJIFILMX-E1にマウントアダプタを噛ましてLEICA SUMMICRON 35mm F2.8を付けたもので撮りました。50年くらい前のレンズですが、X-E1との相性がすごくよく僕は気に入ってます。ピントの山が掴みづらく、その意味では、X-E3いいなぁって思ってもいますが、色の出方は試さないと分からないものなぁ。

Winter leaves, Kamakura

写真は近所の枯れすすき。美しい。