蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

裏NovelJam 2018 オンラインコンテスト

Kobo Aura H2O and Kindle

NovelJam 2018

先日も書いたが、いよいよ今週末NovelJam 2018が行われる。八王子の山中にある大学セミナーハウスが会場で、このコンクリの塊の、小学館新社屋をコンパクトにしたような建物は、雪が降れば間違いなく最高の館ものの舞台になる。Yahoo! 天気調べでは残念なことに初日は曇り後雨、翌日は雨のち晴れということで雪山の山荘にはどうもならなそうだ。

とはいえ優れぬ天気は逃亡の気力を妨げる。カンヅメとなるには最高のコンディションで、状況が始まったらばとにかく書くしかない。最高の会場であろうよ。ああ、行きたかったなぁ。

と、いかにも参加しそうだったような書きっぷりだが、私には文才が無いつもりなので参加はない。編集の才能も、デザインの才能もそれほどないつもりだ。いや幾ばくかはあろうが、誰でも幾ばくかの文才と編集能力とデザインセンスは持ち合わせているものである。私にはそのいずれについてもこのイベントに参加するモチベーション、というか自信がないだけだ。そしてうっかり参加費があったら中野の某中古カメラ屋に走りかねない、私はそのような人間である。

同盟(独立作家同盟)にはちょっと前から参加して、昨年NovelJamが立ち上がった際にはかなり興奮した。企画が面白い上に、蓋を開ければ新城カズマ御大がおられる。審査員には藤井太洋さんがいらっしゃる。興奮するなと言っても無理な布陣だ。そんなだったので、勢いに任せて昨年も記事を書いていたが、振り返ってみたら、けっこうなアクセス数を稼いでおり、好評だったようだ。

pseudomenos.hatenadiary.com

今回は昨年よりもハードな設定で、2泊3日の合宿形式、しかも冒頭に書いたように山中にある館状態、周囲に逃げ場はない。つらくたってコートの中では書かねばならないのだ。当然熱も上がるだろうし、その熱の中から面白い作品が生まれるだろう。いまから大変に楽しみだ。私は書かないけれど。

裏NovelJam

…などと嘯いて気楽にしていたら、Facebookで見開きに広げられる(折りたためるとも言う)電子コミック用端末に関する面白いポストを見つけてしまい、つい調子に載ったコメントを残してしまった。

ウェブが普及して20年、しかし未だヒトは冊子体から逃れるすべを持っていない。繰り返し現れる「本」の亡霊。その影には秘密結社綴十字団の暗躍があった。執拗な綴騎士の攻撃を公安スクロール部隊は打ち破れるのか!

※続きは週末のノベジャムで

本当に我々はいつこの、冊子体の呪縛から逃れ自由にテキストと戯れることができるようになるのだろうか。とかまぁそんな話はどうでもいい。問題はお義理でも数人から読みたいとか書きなさいとか裏NovelJamでどうぞとかコメントがついたことだ。これは少なくともうっかり何か書いたらば、3名から10名くらいは買う奴がいるんじゃないか、と単純な私は思ってしまった。

売れる、ということは金になる、ということである。別に裏NovelJamでなくとも、いろいろあるではないかNoteとかも。金になれば中野のカメラ屋が。金属とガラスが。いや、そんなに売れないか。

それにNovelJam 2018は当然ながらとうの昔に締切りを迎えて、いよいよ明後日からの開始であり私の立ち入る隙などない。ボランティアで手伝いくらいなら隙があるかもしれないが、私には家事があり子守がありいずれにせよ参加できない。そしてそんな私のために用意されてもいる(であろう)イベントが、裏NovelJam 2018オンラインコンテストであれう。あ、指がもつれた。

estar.jp

こちらはオンラインで、ぼっちで参加できるので忙しい僕、いや私にもピッタリだ。しかも締切りはまだちょっと先である。いかん、検討できてしまうじゃないか。

ということでScrivenerのサイトを閲覧…。そんなに高くないのだな。

NovelJam 2018 グランプリ

なおNovelJam 2018は週末では終わらず、後日どれだけ売れたかなども加味した上でNovelJam 2018 グランプリが選出される。グランプリ選出には当然、どの作品を買って読んだか、私の一票というかイチポチも生きるのだ。楽しみではないか。

NobelJam 2018 グランプリ受賞式は、2018年3月26日(月)19時より、神田末広町(駅)そばのアーツ千代田 3331で行われる予定なので、暇な方は私とリンハウスで宴会でもしながら楽しもう。

念のため改めてNovelJam公式サイトへのリンクも貼っておく。

www.noveljam.org

NovelJam 2018

 「NovelJam」とは、「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』です。ジャムセッション(即興演奏)のように、参加者が互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていきます。

昨年大盛況のうちに行われた小説のハッカソン、NovelJamが帰ってくる。今週末2月10日〜12日の3日間を八王子の山中に缶詰になり、著者、編集、デザイナが三つ巴になって一つの作品を生み出す冬の山中の「館」物リアルサバイバルゲームである。残念なことに僕のスキルは稚拙な校正と簡易な組版くらいなので参加の余地が全くない。でも審査員を見ると鼻血が出る豪華さ。

  • 当日講演者

    • 三木一馬さん(電撃文庫『とある魔術の禁書目録』などを担当されたラノベ編集の神。ストレートエッジ代表取締役)
  • 当日審査員

    • 米光一成さん(ゲーム作家。「ぷよぷよ」などを手がける。電書フリマ主催者)
    • 海猫沢めろんさん(作家。エッヂーな作品の中でも『零式』に痺れました)
    • 内藤みかさん(作家&エッセイスト。「ケータイ小説の女王」)
    • 新城カズマさん(作家。散歩男爵。蓬莱学園シリーズなど。神としか言いようがない)
  • アワード審査員
    • 藤井太洋さん(作家、日本SF作家クラブ第18代会長。セルフパブリッシングの可能性を知らしめた方だけど、なにより作品が滅法面白い)
    • 鈴木みそさん(マンガ家。コミック自己出版の先鋒)
    • 山田章博さん(イラストレーター、マンガ家。神)

3月26日にはNovelJamグランプリ受賞式がアーツ千代田3331で行われるので、そこだけでも参加したいなぁ(一般参加ありなのかしら?)。

www.noveljam.org

節分

節分

SETSUBUN ceremony, Kamakuragu shrine, Kamakura

久々に鎌倉宮(大塔宮)の豆まきへ家族で出かけました。当たり前だけれども、節分のあれこれの儀式は節分に行われるので、サラリーマンが地元で豆まきに参加するというのはなかなかないのではないかしら。

最初に本殿で節分祭が行われ、ついで拝殿で鬼やらい神事があります。これは太鼓を打ち鳴らしながら豆を撒くもので、節分のセレモニーを見に来た人にはいちばんおもしろいんじゃないかな。その後に特設ステージから年男年女のみなさんで豆(の小袋)を投げるわけですが、一つでも拾うと福物(菓子などの詰め合わせ)をいただけるし、特賞が混じっていたりして、かなり白熱します。警官まで出てるんですよね…。

SETSUBUN ceremony, Kamakuragu shrine, Kamakura

お子様やご高齢の方は危険ですので無理をしないで、というようなことがアナウンスされる中で計6回豆が投擲され、嬌声をあげておばちゃんがプッチャハンザップなわけで見てるだけで面白い。60mm持っていったけど、広角で挑むべきだったかな。私は鯉の餌やりを思い出しました。はい。

豆まき隊は第1陣が地元の氏子さん。第2陣が地元の政治家とかミス鎌倉、北欧の大使の方といったゲストも。いわゆる名士枠ですが、ゲストが多彩でみな楽しそうにしていたし、祭事は平和でいいですな。梅も咲き始め、河津桜も蕾を膨らませ、春はもうすぐそこです。

Kamakuragu shrine, Kamakura

Kamakuragu shrine, Kamakura

一緒にいったいちばんやる気に満ちた息子が特賞でLEDデスクライトをゲットしたり、楽しんで帰宅。持ち帰った豆は撒くことにして、夕食後に家族で鬼は外、福は内。豆は神社で貰ったものと、農連の乾物屋で買った豆を食べ比べて、乾物屋の豆が流石に旨い。農連の乾物屋はいいですよ(二度)。

早く春がこないかな。

Rosted soya beans for "setsubun" ceremony

Super Blue Blood Moon

Super Blue Blood Moon

Super Blue Blood Moon. Akihabara, Tokyo

これがすべて合わさった、スーパーブルーブラッドムーン、だったのだそうです。すべてが重なる皆既月食は、200数十年に一度とかどうとか。

たまたま仕事でアキバだったので、面白いタイミングで皆既月食に立ち会えました。Sony RX100、よく映るけど、流石に月の描画までは求められなかったw

大きなカメラ持ってくべきだったかなぁ。

Super Blue Blood Moon. Akihabara, Tokyo

Super Blue Blood Moon. Akihabara, Tokyo

オムレツカレー

Lunch, Curry rice with omelette
久々に社食なのだ。オムレツカレーだ。

今日はカレーだという情報を得て、久々の社食。オムレツの載ったカレー。サラダと、デザートにはトチオトメ(6粒800円とか…)の載ったババロア。カレーは肉がごろごろしていて美味しい。

Kobo Aura H2O

Kobo Aura H2O(初代)を買った。

Kobo Aura H2O and Kindle

秋葉原ヨドバシカメラの上の有隣堂でふと見かけたKoboのコーナー。Aura H2Oいいなー、風呂で読めるのいいなーって思っていたのだけど、Koboはとにかく高い。(素)KindleがPrime会員だと4千円程度になっちゃうのに比べて、Koboは基本1万超えでモトを取れる気がしない。

アキヨドの有隣堂Koboコーナーは、書店のいちばん端っこに申し訳程度の台があるだけで極めて地味、売る気が無いとしか思えない(まぁ紙の書店だものねぇ)コーナーだけれど、そこにひっそりと貼られたポスターにセールの文字を見つけた。なんとAura H2Oが数量限定で95%オフ。即レジへ行くと、セール対象は旧型になった初代とのことで在庫処分だったのだ。

…文体、難しいな。日記調にしてみようと思ったけれど、全然書けない。

Kobo Aura H2Oとセカンドエディションの違いは、SDカードスロットが無くなったこと、防水機能が上がったこと、あと本体が薄くなった。レジで時間をもらってそれだけ調べて、この売れ残りの購入を決める。風呂で読めてライトもついていれば、僕には十分。

夜のうちに充電して、翌日最初に突っ込んだコンテンツはトルタルとオルガニゼイション。その後ストアでハヤカワの『アルテミス(上・下)』と、『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』、『ゆるキャン△』の1、2巻を購入。更に『信用の新世紀  ブロックチェーン後の未来 』(インプレスR&D)を足して、これはやばいとブレーキをかけた。

マンガはちょっと表示が薄くて、もうちょっとコントラストあるといいなと思ったけど、これはスキャンが薄い可能性もあるから、他の今テンツ読んでみないとわからない。今度無料のマンガ読んでみよう。ライトは凄い。これまで素のKindleで十分とか思ってたけどライト凄い。とても読みやすくなる。Kindleよりちょっと大きなボディはそれほど気にならない。マンガ読むには画面大きい方が好都合だ。風呂に持ち込んで、うっかり眠って浴槽におとしても大丈夫な安心感も素晴らしい。いい買い物でした。