蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

イラクでモスクの一部が破壊される

イラク駐留米軍と武装勢力が一時停戦で合意している中部ファルージャで、15日夕(日本時間同日深夜)、2番目に大きいモスクが米軍から攻撃され、尖塔(せんとう)が破壊された。

第2次大戦で破壊された教会の写真を思い出しました。これまでに亡くなった(殺された)方達の方が、もちろん大切ですし、大きなことだと思いますが、現地の方達のいわば心の拠り所であるモスクですから、その怒りも相当なものと思います。日本でいえば、明治神宮などがテロにあうようなものでしょう? イラクに平和をもたらす為などという大義も、こうなると(いえ、もうとっくにですが)まったく響きません。その大義に乗っかって自衛隊を出している私たちですが、こうした現状こそ、自衛隊を呼び戻すきっかけではないのか? と思います。「圏外からのひとこと」(ファルージャの惨状)に言及されてますが、米国は現地の救急車すら襲っているようです。既に大義もへったくれもありません。国家単位のテロに加担する国に日本はなっているのです。自衛隊を送っているのは、日本国という顔のないなにかではなく、私たち自身だということを、よく理解する必要があると思います。すくなくとも、私たちの稼ぎの一部は、イラクに自衛隊を置くことに使われているのです。