蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

エスクード倒れる

#いや、倒れてないけど。
稲刈りが終って国府津インタから西湘バイパスに入って、料金所を過ぎたあたりでまずラジオが消えたのね。前にもオーディオ・ユニットの接触不良でショートってあったから、またかなーって思ってたら、今度はいくらアクセル踏んでもフけなくなって、ズンドコズンドコいいはじめた。僕の乗っているエスクードはかつてコンピュータの故障で1気筒死んじゃった経歴があって、またか! と思ったけど、タコメータは0と1の間をデジタルな動きでピコピコしてるし、車はズン(加速)ドコ(減速)タコの動きに合わせつつ減速していくし、ハザード付けつつ前方の緊急避難帯によれよれと避難。辿り着けなかったらと思うと、肝が冷える。
車を止めて、怖がる娘をなだめて車外に出ます。ボンネット内を確認するも、特に目に見えての異常は無し。太陽電池でバッテリの放電を補う装置を付けてるんだけど、それを見るとバッテリがローに。コリはバッテリが逝ったか、それともオルタか! 希望的にはバッテリで、現実的にはオルタでしたが、いずれにせよもうセルも回らず、あえなくJAF様に出動要請。車を所有しはじめてからもう7年くらい経ちますが、初めての要請です。日曜なので小1時間待ちましたが、日も暮れて暗くなった頃、頼もしくブルーのフラッシュを点滅させてやっていらっしゃいました。
ああ、JAF様! 入っててよかったJAF様! 素敵!
と心の中で叫びつつ、ヘルメットをかぶった隊員様に状況を説明して、調べてもらいましたが、オルタちゃんはでんでん発電してない様子。だめじゃん。
JAF様調べ一番近くの自動車工場は、二宮のネッツトヨタ(他に近隣に工場なし。スズキは販売店すらないらしい...。)で、そこまで牽引してもらうことにしました。ネッツトヨタさんは歓迎して下さる様子。日頃トヨタの悪口いいまくってる自分として、とても複雑でした。はい。
さて、同乗していた娘と、JAF様担当隊員K氏をかっこいいねー。すごいねー。とほめている間に、車はさっさとフロントを持ち上げられ、傾いまま牽引開始。私と娘はそのままエスクードに乗っているので、まるで上昇中の飛行機みたいな気分。意外に速いスピードで走行し、あっという間にネッツトヨタに到着しました。牽引距離は約3キロメートルでJAFの無料牽引範囲。何度でも言おう、
本当、入っててよかったJAF。
ネッツトヨタでは、修理の見積もりを依頼して、わかったら連絡してもらうことにしました。バッテリとオルタで6万くらいかかるようです。ネッツトヨタからはこれまた奇跡的に近い二宮駅までとぼとぼ歩き、空いた日曜の電車で帰宅しました。娘と二人、突如としてロード・ムーヴィな様相。健気に頑張る娘。えらいぞ。結局家に着いたのは8時半でした。田んぼを出たのが5時前ですから、いろいろあったにしてはまぁまぁな時間でした。
さて、治すかな。この際廃車にして、しばらく車のない生活を営むかな。しかし。Peugeot 205に乗っていた頃、高速でズンドコとか、エンジンかからぬ、とか、いろいろあったけど、自走できないまでに復帰できなかったことは一度もなかったぞ! 交差点で押したことはあったが、直後エンジンかかったし。なんだ、国産も大したことねーな、なんて。少しだけ思いました、はい。天国の205、お前は病弱だったけど、強かった(涙)。