★★半
写真をやる人には興味がある。小林紀晴といえば僕の中では『ASIAN JAPANESE』(新潮社)。その学生時代の私小説だ。ASIAN JAPANESEのとき同様に、なにか決定しかねているモナトリアムな雰囲気があって、そこに賛同できない。後半、好きだった女の子にふられるあたりから、こちらものってきて一気に読んだけれど、がつんとくるほどのものはない。まぁこんなものか。
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ASIAN JAPANESE―アジアン・ジャパニーズ〈1〉 (新潮文庫)
- 作者: 小林紀晴
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
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