蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

鎌倉二階堂停電

帰り道、大塔宮まできたら、普段は明かりのついている境内が真暗。何かあったのか、とにかく夜は少し怖い感じの神社がいつもより数割増の迫力。そのままとぼとぼいくと、向こうに赤いライトが回っている。パトカァとTEPCOの車が止まっており、警官とTEPCOの職員がまったり話をしていた。聞けばあたり一帯停電だという。原因もわからないとのことで、そのまま家に向かっていくと、確かに電柱に登って調査している人、TEPCOの作業車、懐中電灯を持って何かを調べながら歩いている人などがいる。
停電に加え深夜ということもあって一帯の静かなこと。しかし、夜だというのに空はずいぶん明るいのだ。曇り空に近隣の都会の明かりが反射して、少しも暗くならない。まるで夜明け前のような雰囲気。家に帰り、真暗な中ハンドライトの灯りでぬるい風呂に入っていたらばようやく電気が復旧。我が家の風呂はガスだが、電気でコントロールしているので電気がこないと沸かすこともできない。やれ助かったとスイッチを入れ、あったまることができた。
地震などで大きな被害が出ると、こうした状態が長く続くのだろうなァと実感。多分明日、町では懐中電灯やろうそく、防災グッズがよく売れるはずだ。