蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

初キャバ

昨夜は某会の総会があり、司会を担当。同業者の社長やら専務やらの前で司会というのはかなりなプレッシャで胃が痛む。とはいえそこは真顔で嘘をつく要領で何とかこなす。ふう。懇親会でビュッフェ式の夕食と飲酒、肉と子羊がうまい。知り合いの方たちと談笑しつつがっつく。ここで食べておかないと、もう食べ物がないのだ。
20時ごろから歌舞伎町へタクシに乗りあって移動。某キャバクラで2次会である。前から分かっていたこととはいえ、いったい俺がキャバクラで何をするんだ。総勢20名オーヴァの背広をきたおっさん(若干1名女性)どもがどかどかとフロアに下りていく。今回ここをセッティングしてくれて方の行きつけらしい。以外に明るい雰囲気の店内。妙にモダンな装飾。店に入る前にたちんぼのおっちゃんがアソコは高いから、といっていた訳がなんとなく分かる。酒はジンロ水割りで、他はおそらくオプションなんだろう。小鉢にスナックが5つくらい入っていて、飲食物はそれだけである。キャバクラといいつつ、なぜかおねえちゃんがほとんどいない。出勤はもっと遅くになってかららしい。どこかの居酒屋に行っても変わらないのではないか、という面子とノリで飲み進む。時間がたつにつれて増えるおねえちゃん。向かいの浅草出身の社長がぼそりと、「とても同じ国のニンゲンにはみえないな。宇宙人だな」と。たしかに。なにやら得体の知れないメーク。顔も作っているから実態が良く分からない物憂げなおねえちゃんが多い。このあたりでようやくつかめたのだが、キャバクラちうところは、高い金だしてオヤジのエロトークに付き合ってくれる異星のおねえちゃんと安い酒を飲むところらしい。もっとも、もっと金を出せば高い酒も出るのだろうが。かつ、向こうの某社長の話を聞いていると、飲んだあとおねえちゃんのお持ち帰りに成功する輩もあるらしい。うーん。縁のない場所だなぁ、つくづく。
結局、おねえちゃんとの話はほとんどなく、まわりのおとうさんがたの話に付き合って中締め、その時点でもういい時間だったので、帰れるぎりぎりまで付き合って店を出た。面子の問題だろうが、いくら飲んでも酔わない。かなり飲んでいるはずなのだがあれは水割りでなく水だったのかもしれない。会の補助があり、3時間いて支払いは15k。領収書は20kで、たぶん本当は30kオーヴァ位だったのだろう。浪費だ。
新橋までタクシに乗り、5分差で鎌倉行き深夜バスを逃す。仕方なく金沢八景行きのバスに乗り、金沢八景からまたタクシ。帰宅は3時。交通費約9k。このうちどれだけ会社が持ってくれるのだろう。とりあえず、会との関係作りが一番大切なので、そこは外さなかったはずだ。でもなぁ。次はもっとうまい酒が飲みたいなぁ(安い店で良いからさ!)