堀江氏は嫌いなタイプでしたが、若い人が、旧態に縛られないでゴリゴリやっているのは、旧弊したタイプの企業に対するアンチテーゼとして、面白く思っていました。つまり、面白かったのは、古いタイプの社会が、その枠組みの穴を利用されていいように暴れられている、それを右往左往しているのが、ちょっとざまぁみろ、的なくらい喜びがあったわけです。然るに、下のような理由で人選が行われてしまうと、これは見事に爺ぃ達に味をしめさせてしまう、そういう敗北の香りがぷんぷんとするわけで、釈然としません。どうせなら最後まで企業単位で突っ張って欲しかった。その度量もなかった、ということなのでしょうね。ちょっと外れますが、新聞などで今回のライブドアの騒動について、「東証などで重大な問題を引き起こした」と報道されるのを見ましたが、あれは東証のシステムにも重大な問題があったわけで、何もかもライブドアに押し付けるのはどうかと。
「豊富な人生、社会経験がある。これまでの経営陣は社会経験が浅く、周りの方々の気持ちを理解できなかった部分があった」
