ThinkPad 240 Vine Linux インストール覚え書き
困ったちゃんのPCMCIA NicのLPC-CB-CLXをなんとか使えるようにしようと奮闘。このカード、チップは蟹(Realtech)なのだな。Linux用にデバイスを買うときは調べてから買いましょう♪(まぁ使えるようになったけど。)
TP240 では CardBus カードをそのまま挿しても、システムログで
PCI: Failed to allocate resource 0(14000000-10bfffff) for 00:00.0
などといわれて使えない(16bit カードしか使えない)ので、ブートパラメータとして pci=assign-busses を追加する。 これで CardBus が使えるようになる。
参考にしたサイト:
アンテナ天国日誌(2004-03-23)
[Tips] Buffalo LPC-CB-CLX & Sugoi Card SGC-X2ULを blacklistを編集せずに使う: into the Linux world
IT課長は鬱の味:Redhat9にNICインストール - livedoor Blog(ブログ)<誤りがあるが、configの書き方は参考になる。
最終的にしたのは
- ブートパラメータにpci=assign-bussesを追加(lilo.confのappend行の最後にスペースをはさんで追記)、liloをリスタート
append=" 省略 pci=assign-busses"
これでNICは認識されるようになったが、今度はドライバを誤って読み込み、エラーが出るので、これの修正。誤って読み込まれていたのは8139C+。NICのチップは8139cpと認識されたらしい。自分でこけておいて、8139C+はこのデバイスのドライバではない、8139tooをとりあえず試せ、というので
- /etc/murasaki/にmurasaki.blacklistを追加して誤って読み込まれている8139C+とついでに8139cpを記述。muraskaiを再起動。
8139C+
8139cp
Vineではblacklistは上のようにモジュールとして記述する。WEBで見かけた資料では/etc/hotplug/blacklistに記載、というのが多かったけど、これはmurasakiのヴァージョンの問題?(未確認)
- ドライバ8139tooをロード
#modprobe 8139too
- NICを挿した時に自動認識されるように/etc/pcmcia/configに設定を追記。NICのモジュールIDは「pci 0x10ec, 0x8139」ですぜ。
Card "Buffalo LPC-CB-CLX Ethernet"
manfid 0x10ec, 0x8139
bind "pcnet_cs"
で、pcmciaを再起動(まぁ、システムを再起動すればいいので、とりあえずしなかったけど)。
# /etc/rc.d/init.d/pcmcia restart
以上で認識されるようになりました。めでたしめでたし。次は無線LAN用のNICだな。またしてもメルコだ!