★★★半
1巻と2巻の間でSFマガジン2006年5月号のインタビューを読んでいたので、ちょっと不安だったんだけど、面白かった。しかし、オチは、ねぇ。そうきたか、という感じ。いまどきの若者にも分かるのか? ていうかネタじゃん。<ちがうか? 増殖しつづけるドッペルゲンガー、いや、二人以上にもなるからドッペルではないか、とにかく、どこまでも増える世界が気持ち悪い。ここでのテーマとされている「許すこと」だけど、これは赦す、というよりもその状態を認める、let it beなものかと思った。やはり画が凄い。それだけで買う価値あり。
アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
- 作者: 西島大介
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)
- 作者: 西島大介
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/04
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