蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

ピナ・バウシュ

NHK教育「芸術劇場」にて『カフェ・ミュラー』視聴。ダンサーは言葉で語っているときも身体が語っている。身体が充分に語ることにいつも羨ましく思う。ザッピングしていて目について最後まで見てしまったが、なにか分からない感銘を受ける。受けたものを理解しようとするその体験が面白い。音楽担当の○○の映像が素晴らしい。こういう写真が撮りたい。被写体との距離と視点。ピントとかじゃないんだよなあ。目、眼なんだよなあ。
ドミニク・メルシーの顔がまたいいね。舟越桂の作品みたい。撮りたいなあ。
しかしこの言語性、ダンスにしても、言葉の文化なんだと感じる。身体表現でありながら表現の根底にあるのは言語と同じメソッド、ロジックなんだな。
彼女のカンパニー、一度ナマでみたいなあ。