★★★
零崎シリーズ第二弾。本編ではあっさりと退場してしまう萩原子荻(はぎはらしおぎ)が大活躍、っていうか頭使っている。お兄さん属性をハイブロウ(死語)に演じつづけるおっさん(しかも殺人鬼)こと零崎人識に溺愛されて辟易とするあたりに笑う。ジグザグも生身では初登場、いっちゃんのいない時代のデッドブルーとか、今回の主人公たる軋識くんがいまいち精彩を欠くのも、まぁ仕方ないというか、周りが変に濃いキャラだけで構成されているから、仕方なしか。主人公なのに。
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: 新書
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