蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

ボトルネック(米澤穂信/新潮社)

★★★半
まずいつもどおり、下記進んでいるうちにネタバラシする可能性があるのでそういうのが嫌な人は心しなくていいのでパスしてください。
で、うーむ。帯にある通り、青春小説なのだが、長いトンネルのむこうには出口があることを期待するわけで、ええと、出口は。もうすぐ35になるオッサンがなにか相当に痛い思いをして読みました。うわ、あかんはこれは。出口なし。ていうか、人生の出口に誘導されてそれっきりって、落ちの一行が凄いわ。
あ、ちなみに今眠くて仕方ない上に酔っているので明日あたりこの文章全削除か?
と言いつつ。いや、書きつつ。
主人公のようないわば人生匍匐全身といった人間には、幸せは来ないのでしょうか。来ても、幸せと認識するだけの技量がないかもしれないけど。
ああああ。やばい寝ていたよいま。もう遅いからね。寝ますよ!

ボトルネック

ボトルネック