蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

電脳コイル

あちこちで?話題の電脳コイル、第1話撮り損なって再放送でカバーするも、第2話をPC不調でまたも撮り逃すというていたらく。Veohにアップされるの待ちます。とほほ。
で、深夜に見ました第1話。うわ、東テレでもむずかしいんじゃないのっていうマイナっていうかナローな設定は○。マンガで言うと、B5判で大手書店でないと見つからず、初版逃すと入手すら困難なような内容の作品。うん、けっこう好みだ。しかしこれ子供ウケするか? っていうあたりがさすがNHK*1だけど、80年代後半から年代にかけてのサイバーパンクそのものじゃん。それをあえてあの時間帯にもってきたあたりは評価してよいのかどうか。IT業界のおっきいお兄ちゃんたちはほぼ見ている様子だけど、これきっとうちの子に見せたら途中で飽きるな。
東浩紀じゃないけど、過去のさまざまなアニメ作品の影響と言うか、ガジェット(東風に言うならばヲタのデータベースからの引用)が大量に投入されていて、どうも鼻についてしまうところが残念だった。宮崎作品のキャラを安部吉俊風の世界で展開させたようなと言うか。過去の作品の断片のデータベースを参照せざるを得ないのは仕方ないとして、ぱっと見て「メイだ!」とか「カオナシ?」とかっていう風にならないようよく練って欲しいと思った。絵作りや構成の質は高いから、今後の展開に期待(っていうのも嫌らしいな)。

*1:その筋の話だと、教育は特にヲタが多く、上の締め付けもけっこう緩むので、好きなことできるらしい(やりすぎるとさすがにとばされるとも聞いたけど)))。 流れ者の特殊能力者が特殊なルールに縛られた街で探偵として活躍するようになるだなんて、タイトルがもろにそう((攻殻機動隊かって思った