蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

壊れ年

今年は、というか今月はどうやら壊れ年(月)のようである。
まず、Amazonで購入したToshiba Gigabeat T401Sが初期不良で即交換。次に愛用のPanasonic Let's Note CF-R2がブルースクリーンの無限ループで使用不能。それを回復させるべく買ってきたポータブル型のUSB CD-ROMドライブがまたまた初期不良。小さなところでは10数年ぶりに買ったペン軸が、ペン先を入れた途端に割れるという愚図っぷり。さすがにこれだけ続くと頭にくる。そして少し身構える。何かに祟られているのではないかとすら思ってしまう。
しかしまた、都合よく考えるもので、CF-R2が駄目ならと早速後継機種について悩むことになった。せっかく契約したeMobileの笹かまぼこがこれでは役に立たず、無用に月の固定費のみが発生してしまう。やっぱり後継機が欲しいよな。仕事にも使うので、持ち歩くことの出来るモバイル機が欲しい。今流行のネットブック、これが小さく軽くていいのではないかと思ったが、ヨドバシ他で触ってみるとみな帯に短し襷に長し、初代EeePCが断然潔いが僕の手にはキーボードが小さすぎ、HPのHP mini 1000はデザインがいいのにキーボードのつくりが甘い。店頭のディスプレイ機を見ると、ほとんどのもののキーボード全体が波打っている。多分ベースのつくりが甘いのだと思うが...。
いずれにせよ、5万なりの金額をぽんと出せるほど財布にも家計にも余裕があるわけでない。買うならば必然的に月賦になる。中古でも構わないが、持ち歩くことを考えると機種がかなり限定される。あれこれ考えているうちに、Macbookの新型をしっかりと店頭で確認してしまった。
新型のMacbookはこれまでの樹脂外装をきっぱりと捨ててアルミニウムのコストをかけたものとし、さらにディスプレイの前面はガラスで覆うという凝りに凝ったデザイン。どう考えても15万〜20万の価格帯の機械のデザインでない。内容も十分に進化していて、標準で2GBのメモリとか、魅力にあふれる機械に仕上がっているのだ。高いから買えないと、発表時には無視していたのだが、こうして意識してみるとかなりやばい内容なのである。
思えば最後にMacを買ってから8年くらい経過している。何せ我が家のMacはまだPPC G4、OS9も動いてしまうという代物。現役で活躍しているが、さすがにいささか力不足に感じていた。マカーとして生を受け、高校生のときからひたすらにMac道を歩んできたのに、ここ2、3年どうも浮気をし過ぎたのではないか。そろそろMacに戻ってもいいのではないか。そんな誘惑の(都合よい)声までがするのである。
ということで、まだまだ悩んでいる。買うならば、Macbook 2.4GHzモデルのUSキーボード、メモリ4GB仕様にしたい。しかしこれでまた、バイクの免許とか、出費をコントロールしなくてはになってしまう。金策考えないと、免許取れてもバイクがないとか。嗚呼。物欲の梟は夜音も無く飛来するのだ。悩ましいことだ。