蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

20170915

今夜の電車は大船止まり。明日から連休だし、台風はまだ大丈夫そうだし、歩くか。
と、唐突にラーメンが食べたくなり。
大船駅周辺のラーメン屋というと天一日高屋、家系に博多という感じで展開していて、なんかどれもピンとこず、天龍へ。
駅から徒歩5分以上あるかな、店が絶えて住宅街へ入ったその辺りに。掘っ建て小屋みたいなカウンターのみ、前面解放赤のれんなラーメン屋があり、カウンターの向こうには昔ながらの湘南のおばちゃんが、多分じゃんじゃん言う地元言葉喋る、漁師の奥さん風のおばちゃんが1人おって。ラーメン500円。
たくあん食べる?と小皿にたくあんを出す。
写真の通りのオーセンティックな中華そば、麺はたまご麺かな、最近にしては太めの色艶良いのが泳いでいて。
つゆが水のような。塩分も油分も主張しない、酒の後には薄いと感じるようなものなのだけど。
旨いんだなこれが。
昔の海の家みたいなラーメンをずるずるすすってると、小さく流れてるAMラジオからコーネリアス「あなたがいるなら」。痺れた。おばちゃんと言うより、おかあといったほうが合うような、そう、学食にいたあんだーばあのようなおばちゃんと、水のようなラーメンと、コーネリアス…。
レイドバックした鎌倉の真夜中。

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