★★★半 上にも記したが、良い本だったと思う。マーヤというユーゴスラヴィア人の存在が何よりも大きい。後半かなりヘヴィだが、それだけにまたマーヤの存在が引き立つ。謎にこだわるヒロイン、それを解く役割の、役割へは消極的な主人公、という図式はいつも…
『さよなら妖精』(米澤穂信/創元推理文庫)読了。残業しながらふとマーヤの例のセリフ、「哲学的な意味がありますか?」が頭をよぎる。本作のことなんか全く関係のない作業をしていたから、これはなかなか良い兆候。自分にとっていい本だったんだなと実感。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。