蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

すすき

横須賀線で大船駅に入る直前、貨物線や何か、たくさんのレールが走っている。その合間あいまにすすきが群れて生え、朝の風に輝きながらゆれている。僕の乗った電車からはちょうど逆光に見えるので、柔らかな穂が波になってうねる様子は本当に美しい。そこに、わたしは風を見るのである、などと一人ごちてみたりして、なーんちゃって、という感じ。なんて素敵にジャポネスクな、台風一過の朝なのであった。