蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

積翠寺温泉朝は唐突に

いつの間にか子供は起き出して義理の両親のいる部屋に遊びにいっていたようだ。目が覚めたらもう食事の時間間近。かみさんは風呂のはしごをしてきたと言う。僕も風呂に入りたいから、朝食には遅れていくことに。そんな時間なので大浴場は空いている。湯船の向うに広がる雲海がいい雰囲気。しかし、妙に明るいガラスだ。風呂を出て、そのまま朝食へ。昨夜とは打って変わって、凄いボリューム。メニュは体に良さそうな、イワシ、蕎麦の実のあんかけと温泉卵など。御飯はなんと黒米でした。おいしい。
食後すぐ荷物をまとめて出発。昇仙峡(ページがみつかりません -404 Not Found - | OCN)へ向かう。宿の建物を後に...って、振り向けば、素通しの、風呂の窓。女湯も少しスモークくらいで中が見えてるよ! その時は男女ともに誰も入ってなかったけど、いやしかし、凄いな。これまで問題にならなかったのでしょうか。
昇仙峡にはすぐ到着。ロープウェーで山頂まで行って、雲間にのぞく山々と富士山を拝んで降りてくる。昇仙峡も少し見学。土産物屋は石、石、石。瑪瑙、水晶(名産らしい)、あれこれ。どこでも石ばかり売っている。字面だけ追えばもうつげ義春だけど、商売っけにあふれてとてもそんな雰囲気でない。本日セール580,000円とかあるのよ。岩。凄いなぁ。
京殿の予想通り、昼食は土産やの奥でほうとう。腹一杯だったので、みなでいろいろとって少しずつ分けて食べる。娘のとったとろろそばが思いのほかうまい。寂れた土産屋だったが、味は良かった。正解。
昇仙峡を出て、一路南へ向かう。上九一式村を通って富士の麓へ。紅葉が始まっていて、赤黄橙に染まった木々のトンネルのような道を走る。これは凄かった。富士インタから東名に乗り、保土ケ谷、横々経由。娘二人が友達の家でハロウィンの催しがあるというので、逗子で降りて送り届ける。自宅に両親を送り、引き返して子供たちを連れ戻す。ずいぶんな距離を走ったなぁ。楽しい旅でした。