蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

怒りのツボは笑いのツボでもある

社長から組合の三役が呼び出される。その集合に私も含まれるので役員室へ。会社から一時金の協定書に判子をついたものを渡され、ついでに「個人的なお願い」だがということで話を聞く。いわく、現三役に来期も続投して欲しいとのこと。現在新しい賃金制度やそれに絡む諸処の問題を議論しているので、次期役員の面子が変わるとなにかと事が滞るからだろう。しかしだ、それって会社側から組合に言うか? えらいなめられてる気もするしまた、社長もプライドがないのか、と思う。聞いていてこみ上げてくる笑い。こっちは端から組合のプライドも何も持っていないので、怒るより笑ってしまう。社長も必死だなぁ。いや、必死ではなく、ポイントを間違えているのか。そういう話が、笑いか怒りを誘う、ということは理解してもいいと思うのだが。
景気がよければ愛される社長になったかもしれない。