ほめているとは到底思えない

「茶碗一杯の米に値する」という評価はどう聞いても肯定的な評価ではないと思うのだが。仏教徒かなにかで、茶碗一杯の米のありがたさ、みたいな事をいいたいのか？　それはネタなのか？　ステレオ・タイプだとは思うが、いかにもフランス人らしい言動だと思う。

題視されたのは、リレハンメル、長野五輪フィギュア男子で連続銅メダルに輝いたフィリップ・キャンデロロ氏が、逆転の金メダルを決めた荒川選手の自由演技の実況で「茶わん１杯のコメに値する」と評した発言。意図は不明だが、局側は「ご飯１杯」が日本の食習慣に絡めた「たわいもない」という侮辱と受け取られる、と懸念したようだ。