蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

初恋

カミさんと関内で待ち合わせて映画「初恋」を見に行く。ちょっとわけありでチケットを購入していたもの。いまいち焦点が定まりきっていない感じの展開で、冗長だったり無駄なカットが多くて、映画としてはどうかな、という感じ。初恋、なのに三億円事件の方に重きがおかれた広告、初恋、なのになにか盛り上がりに欠ける描写でううん。「昭和」のセットに力が入っていて、「オールウェイズ 三丁目の夕陽」みたい、とカミさん。ちょっと昭和幻想ありすぎな気もしましたが。僕の好きな藤村俊二がバイク屋のオヤジで出ていて、なかなかにいいのだが、カミさんいわく一人浮いていたとのこと。まぁ、たしかにそうかも。宮崎あおいが膨れたり膨れたり微笑んだりする、その姿を楽しみにしている人には最適な映画かな。バイクに乗れるようになってずんずんいくカットはなにか爽快感があってよし。まぁ確かに宮崎あおいはかわいかったです。映画館が小さなところで、頭の後ろで、カタカタカタカタカタ...と映写機の音がしていたのは良かったな。久々に映画、って感じ。まぁ、映画なんだけど。