蝸牛日記(Pseudomenos版)

嘘ばかりの日記です

雑記

ミイラ取りがミイラになる、という実になんと言うか使い古された成句があるが、案の定僕もミイラになってしまった。
なんのことか。
Twitterである。
Twitterをはじめると、段々とブログや日記を書かなくなり、遂にはまったくアップしないという状況に陥るユーザが多いとは聞いていた。聞きつつも、自分は違うと信じていた。妄信である。盲信である。もう死んでや、いや、それは違うか。
実際、ではミイラを取りに言ったのかといえば、そんなことはないのだが。別に周りがミイラ化するのをどうにかしたかった訳ではない。ミイラ取りの成句を出してみたかっただけという話もある。それはさておき。
Twitterをはじめたのは早いことで去年の4月、それほどのめりこむことなくだらだらと年末までいたのだが、伝説の忘年会で一気に自分の中でブレーク、その後オフだの何だので関西まで遠征してしまったり、まったく持ってアホを絵に描いたような生活に発展した。
もちろん、素晴らしいことの方が多いのである。ずいぶん多くの人と知り合いになり、うち何人かとは不定期だが頻繁に飲むことになった。業界も、大学とかITとか建設とか学生とか無職とか、まぁいろいろな仲間だ。接点はTwitterのみで、タイムラインという細い糸で繋がるかそけき呑み助たちである。
素晴らしいことではないか。
酒の力がITを通して僕たちを結び付けているようにも思うが、それだけでもないように思うし、酒が飲みたいだけでなくて、やはり仲間が欲しいのだ。しかもそれが、変なしがらみもなく、時々に聞いたこともないような話を聞けたりして、楽しく過ごせるなら、上々だろう。どことなく、旅人が集う宿のような雰囲気もある。馬鹿もするが、自重しないことに価値を見出している集団とも取れる。楽しいのだ。
どっぷりTwitterにはまると、何か思いついたことはさっさとタイムラインに流すようになる。こうなると、だんだん日記の必要性が無くなって来てしまう。なんと言っても、文章をまとめるのは一苦労あるだろう。そういう一苦労を経て物申したい強い意志あるいはカルマを持った人は、何度でも記事を書きアップするだろう。
しかし、文章を書く面倒さを知り、今日は、まぁ、いいか。という酒の力が降りてきてしまうと、僕は瞬く間に堕落したのである。堕落だ。墜落ではない。同じようなものだが。
というわけで、今日は久しぶりに日記を書いてみたりしている。
実のところ、日記をつける時間が少なくなった、ということもあるのだ。夜が弱くなった。遅くまで起きていることが苦痛になってきた。当日はいいのだが、翌日が持たない。気力減退して仕事にならない。年を食ったのか、病が進行したのか、まぁ、両方だろうが、とにかく、夜は遅くとも1時ごろにはぶっ倒れていることが多くなった(といいつつ、締め切り間際は4時くらいまで起きていることが増えたので、トータルでは大して買わないかも)。
何もしなくてよい土日も久しぶりだったのだ。とにかく、頭を使いたくない。有意義な生産性の高いことをしたくない。疲労が脳に来ている。活力がない。
だらだらして、段々盛り上がって、夕方になってようやく日記モードである。この調子で後一週間か二週間休むと相当に元気になりそうだが、それは定年まで無理な話だ。がんばるか、適度に力を抜くしかない。できれば後者で行きたい。長持ちして、楽しみたいじゃないか、人生とかいう奴も。
今日は机周りの掃除もできたので、多少生産性を上げたといえる。夜、家族が寝たらリトルバスターズを楽しむ予定だ。梅雨も悪くない。悪くないね。